3月10日に開催されたセミナーにご参加くださった皆様、ありがとうございました。
▼3月11日四国新聞にて掲載された記事をご紹介します。(全文)
「PDCAで社員自立」高松・ 不動産会社会社社長が講演
中小企業の経営者が人材育成のヒントを学ぶセミナーが10日、高松市林町の香川産業頭脳化センターで開かれた。不動産業界のグローバルセンター(高松市)の冨田稔社長が講演し、自社の社員育成法を披露しながら「顧客に寄り添い、喜ばれることを実践する。営業活動をしなくても仕事ができるくらい、お客さんに頼られるのが理想」などと独自の経営論を語った。
かがわ産業支援財団(同市)が運営する「県プロフェッショナル人材戦略拠点」が毎年開催。
冨田社長は、同社では社員育成に「PDCA(計画・実行・検証・改善)」サイクルを取り入れていることを紹介。一人一人が長期目標を設定した上で、毎週の勉強会で1週間の目標を設定し、評価・改善へとつなげているとし、「サイクルを何年も回し続けていくと、自分で考えて成長する自立型の人材が育つ」と訴えた。
また礼儀や清掃、整頓などの10項目からなる「環境整備チェックシート」で、社員のあいさつや身だしなみなどを日々点検している。「店舗がきれいで社員が明るく元気だと、お客さんから支持される。大事なのは、何年でもやり続けること」と強調した。